・2020/04/10 ずいぶん以前、実に多くの方々がわたくしの「ぼやき」のページを訪問して下さっておりました。あのページは、大学以外のサーバーへのリンクで読む形になっておりましたが、今回このページのデータは大学のサーバーに保存されておりますので、あまりはめをはずすことのないよう心がけたいと思っているところでございます。
さて、「グローバルリスクの時代における教育(学)」といったようなテーマでシンポジウムなどやっていただきたいものです。一斉教授方式に限らず同じ時間・同じ場所に多くの子どもたちを集めることを前提として存続してきた「学校」という存在の根底が揺らぐという、歴史的な出来事が今起きているわけですから。TVニュースのインタビューなどを見ていると、学校に行けない状態が続く中、子どもたちは「友達に会いたい」とは答えても「勉強したい」とは答えないようだ。学校の機能とは何だろう。学校はもはや勉強の場ではないのだなあ。小中高の時期は、友人の存在というものが何よりも重要なのだなあ。などと、あたりまえのことにあらためて気づかされます。